自動車税のかしこい払い方

税金

今年も自動車税の季節がやってまいりました。自動車、バイクや原付をお持ちの方には避けられないイベントとなります。昔は現金払い一択だったのですが、今では複数の支払い手段で支払うことができます。どれがお得なのか支払い別に見ていきます。

店頭での支払い

店頭での支払いは基本現金のみになりますが一部例外もあります。

まず、普通の金融機関(銀行や郵便局)で支払うと特にお得なことは何もありません。主にコンビニでの支払いでお得のチャンスがあります。

●セブンイレブン

セブンイレブンではnanacoで税金の支払いができます。税金支払い時にポイントが付くことは無いのですが、nanacoチャージ時に特定のクレジットカードを使用することでポイントを付けることができます。新規で使用できるカードは「セブンカードプラス」だけになりました。(リクルートカードは新規受付停止)セブンカードプラスからnanacoへのチャージで0.5%還元になります。ただしセブンカードプラスでnanacoにチャージできるのは5万円までになります。オートチャージを設定しておけば3万円チャージされますので合計8万円までの自動車税が支払えます。ただし4万5千円支払っても0.5%なので225円しか貰えません。

●ローソン

ローソンでは自動車税の店頭での支払いについて絶賛キャンペーン中です。

収納代行|ローソン公式サイト (lawson.co.jp)

これは確実に貰えるキャンペーンではなく、抽選で当たるキャンペーンです。一口2500円以上の支払いで抽選で最高5万円貰えるというキャンペーン。pontaカードかdポイントカードの提示が条件です。

当選ポイント数: 50,000ポイント(3名様)、5,000ポイント(50名様)、50ポイント(1,000名様)

この人数しか当たらないなら普通に絶望ですね。50ポイント当たるだけでも奇跡レベルです。とはいえ、数百円貰ってなんになる!的なお考えの場合は1等が5万円ですから、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。支払いは現金のみとなります。

●ファミリマート

店頭でファミペイを利用して自動車税を支払うことが出来ます。しかし自動車税の支払いにはポイントは付きません。

店舗でファミペイを使用して支払えるかどうかを確認できるサイトがあります。

店舗での請求書支払い確認 (family.co.jp)

91に続く6桁の数字を入力すると支払えるかどうかの結果を教えてくれます。

自分の自動車税は店頭で支払うことが出来ることを確認しました。しかしボーナス還元が全くありません。軽自動車税に関しては自分の市町村ではファミペイ払いはできませんでした。しかし、ポイント還元が無いのでは使う意味もありません。

ちなみにファミペイアプリから店頭を通さずに請求書払いで自動車税を支払うことの出きる都道府県はありません。軽自動車税に関しては市町村によっては払える場合があります。しかしポイントは付きません。

※初出ではファミペイでの店頭支払いで10ポイント付くように記載しておりましたが、10ポイント付くのは税金以外の支払いのみでした。お詫びして訂正いたします。

●ミニストップ

ミニストップではWAONが自動車税の支払いに使えます。こちらもクレジットカードからのチャージ時に入るポイントが貰える形です。対応しているのがWAONへクレジットカードです。こちらでチャージ時に0.5%のポイントが貰えます。ですので4万5千円支払っても0.5%なので225円しか貰えません。またWAONカードプラスやイオンカードなどオートチャージに対応したWAONカードを所持している必要があります。そのためミニストップの店舗数の少なさと相まってハードルの高い支払い方法になります。

スマホ決済

とにかく確実にお得なのはスマホ決済です。

●PayPay

PayPayによる自動車税の支払いができない都道府県を先に列挙します。

北海道、青森、秋田、岩手、山形

この5つでは自動車税のPayPay支払いはでできません。大変残念です。逆に5つ以外の都府県では自動車税のPayPay支払いが可能です。

また自動車税以外の軽自動車税などはここと別に市町村ごとに確認が必要になります。対応していない北海道などでも市町村によっては軽自動車が対応している場合があります。確認は以下のリンクを参考にしてください。

PayPay請求書払い – PayPay

北海道で一番人口の多い札幌市は軽自動車税の支払いに対応していませんが、新冠町は対応していたりと対応がまちまちです。

PayPayによる自動車税の支払いはPayPay公式アプリで請求書のバーコードを直接スキャンすることで自宅でも簡単に支払うことが出来ます。店に行く必要もないためかなり便利ですね。通常ポイントもそのままつきます。貰えるポイントは以下

通常ポイント0.5%
前月50回以上支払いがあった場合+0.5%
前言10万円以上の支払いがあった場合+0.5%

何もしなくても0.5%のポイントが付きますので45000円の支払いなら225円です。他の条件がプラスされて1%の人で450円、1.5%なら675円ですから大きいです。月に10万円の支払いをPayPayでするのは難しいですが、基本的に支払いをPayPayメインにするだけで50回はクリアできますので普段から心がけておきましょう。ポイントはPayPay残高払いかyahooクレジットカードを接続した場合もらえます。PayPay残高払いの場合、クレジットカードが不要でなにより後払いではないため気楽に支払えると思います。

●LINE Pay

LINE PayもPayPayと同様に請求書を公式アプリでスキャンするだけで自宅で払えます。しかし対応しているのが

神奈川県、滋賀県、京都府、愛媛県、福岡県

だけでかなり少ないです。軽自動車税に関してはLINE Pay公式ブログによると以下のところで対応しています。

「LINE Pay 請求書支払い」を活用する : LINE Pay 公式ブログ

やっぱり札幌市は対応していませんし、新冠は対応していますね。

LINE Payクレジットカード以外を接続してポイントが貰えないなど正直、PayPayに比べてあまりおすすめではありません。

●auPay

auPayの自動車税の支払いで利用できるのは東京都、神奈川県、京都府のみです。支払い時に0.5%還元。もしクレジットカードのauPayカードをお持ちの場合はチャージ時に2.5%還元のため、それを利用すると合計3%還元。4万5千円の支払いで1350円の還元となります。東京都、神奈川県、京都府にお住まいでauPayクレジットカードをお持ちの方は最高の還元率となります。

また、東京都と神奈川県ではauPAYでの税金の支払いでキャンペーンを行っています。

どちらも抽選で1000名に1500ポイントが当たる!というものです。ローソンのキャンペーンより当たる確率は高そうです。

●d払い

東京都のみ支払いが可能ですが、支払い方法がd払い残高のみでポイント付与も無いため支払いに利用してもお得は何もありません。

クレジットカード決済

クレジットカード決済といっても店頭では使用できません。支払い専用サイトで決済します。

まずはクレジットカード決済非対応の県

石川県、徳島県、高知県

以上はクレジットカード決済はできません。またクレジットカード決済の場合は手数料が発生します。ほとんどの都道府県は1件あたり300円です。そのため還元率1%のカードを使用した場合、3万円以下の支払いを行うと損してしまいます。東京都、山梨県、愛知県は1万円ごとに73円、京都府は1万円ごとに100円の手数料がかかります。正直ほとんど特をしないため、私はクレジットカード決済での自動車税の納付はおすすめしておりません。

結論

一番お得なのは正直PayPayです。手数料もかからず安定して0.5%から1.5%の還元が貰えます。先払いであることも安心です。

クレジットカード利用でも構わない、東京都、神奈川県、京都府にお住いの方は、auPAYクレジットカードでチャージしたauPAY払いが最高の還元率3%になります。

PayPay非対応の道県に関しては記事にある特定のクレジットカードをお持ちではない場合、ローソンで一攫千金を狙うか、クレジットカードで支払って1%のポイントを貰うか(ただし手数料300円払う)ですね。手数料を考えると1%還元のクレジットカードでは3万円以下の税金をクレジットカード払いすると手数料分赤字になるため軽自動車税などは店頭現金払いのほうがお得になります。

※この記事を参考にして問題が発生した場合は責任を負いかねますので自己責任にてご利用ください。

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